「孝情」に関する参考文献② 文姸娥様のメッセージ

孝情祭2019での文姸娥様のメッセージ

2019年9月29日/埼玉・坂戸市文化会館

 

孝情の実体モデル

きょうのテーマは「孝情(ヒョヂョン)」でした。皆さんは恐らく、このテーマ(孝情)をいかにしてパフォーマンスで表現できるのかと、たくさん悩んだことと思います。そういうときには、目に見えるモデルを見て学べばよいのです。

真の父母様が、歴史上初めて孝情の実体モデルとなられました。皆さんのお父さん、お母さんは真の父母様の後ろに続いて、孝情のモデルの道を進んでいます。

ですから、私たちはお父さん、お母さんが努力する姿を見て、私たちが子女として応援し、激励してさしあげ、すばらしい点は一生懸命に学んでいかなければなりません。

 

「孝情」はどこから出てきたのか

皆さん、世の中の文化と私たちの文化とは、何が違うのでしょうか。私たちは孝情を語り、世の中は孝情を知らない、こういった違いなのでしょうか。

まず、孝情はなぜ、どのように出てきたのでしょうか。私たちには、天の父母様・真の父母様、特に天の父母様がいらっしゃるから、この孝情という内容が可能となったわけです。

天の父母様が私たちを愛してくださるから、私たちも天の父母様を愛し、親孝行しようと努力するでしょう。ですから、皆さんも天の父母様について知りたいし、感じたいですよね。そして、もっと愛したいでしょう。もっと天の父母様に喜びをお返ししてさしあげたいのです。

 

「孝情文和」とはどのような文化なのか

文化とは、私たちが生きていくための方法です。毎日のように、天の父母様と真の父母様を中心として生きていく、私たちの生き様なのです。

私たちがどのように天の父母様を愛するのか、また私たちがどのように真の父母様のことを学んでいくのか。私たちがどうやってお互いに兄弟姉妹のために生き合うのか。そして私たちがどのようにして全世界の人類を一つの家族となれるよう努力するのかということ。このように考えて行動し、努力することこそが、「孝情文和」に込められているのです。

世の中を前にして、「私たちはこう生きます。私たちはこんなビジョンを持ち、こんな夢をもって生きようと努力します。私たちは、天の父母様・真の父母様に侍って愛します。本当にお互いを発展させてあげ、ために生き合いながら生きていこうと、努力します」。これこそがすなわち、私たちの孝情文和なのです。私はそのように考えています。

 

真のお母様が語られる「孝情郎」とは

特に、真のお母様は、「孝情郎(ヒョヂョンラン)」というみ言を語ってくださいました。孝情郎とは、世の中を浄化させるピュアウォーターです。環境の影響を受けて私たちが変わるのではなく、私たちの心の中におられる天の父母様、真の父母様のその愛をもって、世の中を変化させるのです。

これは、単に学校に行って100点を取ることだけを言っているのではなくて、勉強ももちろん一生懸命にしなければなりませんが、なぜ自分が一生懸命にするのかという、目的をしっかり持つことです。「出発がはっきりしてこそ、目的もはっきりします」と、真の父母様は語られました。

それでは、私たちの出発点とは何でしょうか。天の父母様と真の父母様が私たちの出発点です。ですから、私たちは天の父母様と真の父母様が願われる目的地に向かって行くことができますね。来年はもっと成長して、もう一度お会いできたら良いと思います。真のお母様に「皆さんがとても成長していて、私はきょう、とても立派で感動的な文化祭を見ました」としっかりお伝えしておきます。そして、皆さんが真の父母様を愛しているということを伝えますので、力を出してください。来年に、また会いましょう。

 

「孝情」に関する参考文献① 韓鶴子総裁 自叙伝「人類の涙をぬぐう平和の母」より

孝情に関する参考文献③ 「東京成和学生合同礼拝」での文姸娥様の説教