健康になるためにはどうすればいいか、何をして何をしてはいけないかについて、様々な知識、情報が溢れています。自身に合う健康法を探して実践する方は多くいらっしゃると思いますが、「そもそも健康とはどういう状態なのか」、と考えてみたことはありますか?
健康とは、「体が健やかで心が康(やす)らかで、皆がにこにこしている、これが実現した状態」をいうと定義することができます。体と心、この両面が健やかで康らかであることが、健康の大前提です。
人は誰しも、体が健やかで、生涯現役のまま天寿を全うすることを願います。隣の人と一緒に、一つの輪の中で互いに助け合いながら、心を康らかに、隣の人に感謝と笑顔で接する、これが心と体のバランスのとれたあたりまえの状態で、健康といえるのです。
健康を原理的な観点からみてみると、
1.心身一体
2.夫婦一体
3.三代圏一体
この3つの一体を完成することが健康だといえます。
1.心身一体とは、体が健やかで、心が康らかな状態をさします。
2.夫婦一体となることで、隣の人と一緒に感謝と笑顔で過ごすことができます。
3.三代圏一体を完成するためには、生涯現役で、孫が子供を立派に育て上げ、祝福結婚に導くまでを見守り、120歳の天寿を全うする姿をみせることが求められます。お母様が、「神様は少なくとも120年以上生きられるように創造された」と仰っられているように、健康な状態を保てば、120年地上で生きることができるのです。
そもそも人間を創造された神様は、人間を病気になるように創られたわけではありませんでした。体の中には病気ならない仕組み、多少体調を崩しても元に戻す仕組みがきめ細かく備えられています。自然に合わせて生活できていない、正しい生活をしていないために、その仕組みが働かず、病気になってしまうのです。
自然を中心に毎日の生活を送ることが本来なのですが、様々な事情で無理をしてしまうことがあると思います。無理をした分だけ体に負担がかり、元気の「気の力」が下がっていきます。その分補わないといけないのですが、それを「補気」といいます。
例えば、「高麗人参」は数千年も昔から元気の気を補う補気の王様と言われてきました。こういったものを活用しながら、いかに元気に生きていくかということが、健康の秘訣なのです。
健康とは体だけでなく、心もやすらかでないといけません。考え方、心の持ち方も大切なのです。いかに喜びをもって、感動をもって、前向きな気持ちで生活をしていくかということが、心の健康の秘訣といえます。
引用元
孝情健康講座 第01回 健康とは