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 「食」は健康の基本です。中でも、今が旬と呼ばれる食べ物には、夏なら体を冷やし、冬なら温めるといった、人間の体にうまく働きかけてくれるものがたくさんあります。 

  

また、旬の食材を使うと、おいしさも格別ですし、栄養価も高くなります。最近では、ハウス栽培や養殖などにより、1年を通じて店頭に並ぶ食材が増えましたが、本来の収穫時に採れたものを食べるのは、体調を整えるためにも大切なことです。 

 今回は、春の旬な食材についてご紹介します。 

 

 山菜や野草おいしくなる春には、「にがみを盛れ」と言われてきました。これは、芽吹く時期には、苦みのある物を食べ、冬の間に体内にたまった老廃物を出して、ビタミンやミネラルを摂り入れようという知識なのです。 

 

また、春の陽光をふんだんに浴びて育った春野菜には、たくさんの葉緑素とカロチノイドなど、抗酸化力のある色素が含まれています。生命力あふれる旬のものが持つ力が、私達の体に新しい細胞を作り出します。 

 

《主な春の食材》 

たけのこ 

春を代表する旬の食材といえば、たけのこです。下茹でした後は、若竹煮や土佐煮、たけのこご飯、天ぷらなどにして、春ならではの味覚を存分に楽しんでみてください。 

 

~選び方~ 

 全体がずんぐりとして、皮が薄茶色で、穂先が黄色がかったものを選びましょう。緑がかったものや黒っぽいものは日に当たっているので、えぐみが強い可能性があります。また、持った時に手にずしりと重みが感じられるというのもポイントです。えぐみは時間が経つにつれて強くなるので、切り口が白く、みずみずしいものがオススメです。 

 

~保存方法~ 

 時間が経つとえぐみが強くなるので、購入後は早めに茹でましょう。茹でる時には、米ぬかと赤唐辛子を一緒に入れると、えぐみがぬけて、おいしく仕上がります。茹でた後に保存する場合は、茹で汁ごと容器に入れて冷蔵庫へ。2日間くらいを目安に食べきるようにしましょう。 

 

引用元 

健康生活総合研究会情報誌Daiki大喜 2021 SPRING