家庭連合の帰歓式と聖和式には、男性は黒の略礼服に白のワイシャツと白のネクタイ、靴と靴下は黒を着用します。女性は白系統のスーツか礼服、白系統の靴で臨みます。
以前は、献花の花が聖和者に向くように供えられていましたが、現在は、日本の風習に合わせ、根の部分が祭壇側、花が手前になるように供えるようになりました。
また、献花用の花はカーネーションが主で、色はピンクが好まれています。供花は、色とりどりでカラフルな花が使われています。
家庭連合指定の封筒や御花料・御香典用の白い封筒に、表書きは「御花料」または「御聖和御花料」と氏名、裏には住所と金額を記入します。
御花料の金額については地域の風習に合わせてください。
ここでは、目安として『聖和礼式ハンドブック』(世界平和統一家庭連合 総務局編,光言社,2012年)の内容を一部修正して掲載します。
贈り先 | 20代 | 30代 | 40代 | 50代 |
上司 | 3,000 | 3,000 | 10,000 | 10,000 |
同僚 | 3,000 | 3,000 | 5,000 | 5,000 |
部下 | 10,000 | 10,000 | ||
勤務先の社員の家族 | 3,000 | 3,000 | 5,000 | 5,000 |
祖父母 | 10,000 | 10,000 | 10,000 | 10,000 |
両親 | 100,000 | 100,000 | 100,000 | |
兄弟・姉妹 | 50,000 | 50,000 | ||
叔父・叔母 | 10,000 | 10,000 | 10,000 | 10,000~20,000 |
その他の親戚 | 5,000 | 10,000 | 10,000 | 10,000 |
友人・知人 | 5,000 | 5,000 | 5,000 | 5,000 |
隣人 | 3,000 | 3,000 | 5,000 | 5,000 |
お世話になった方 | 5,000 | 5,000 | 10,000 | 10,000 |
<提供・メモリアル聖苑>
教会または一般の式場で行われた聖和式に参加して帰宅した場合は、聖別は必要ありませんが、聖和式を火葬場併設の式場で行った場合には、帰宅時に聖別した方がいいでしょう。
聖和式後火葬場まで同行した場合や一般の葬儀に参加した場合は、聖別が必要となります。
聖別の方法は、まず、火の上を三回越え(火のついた紙を入れた皿などの容器をまたぎ、右に回って元の位置に戻る動作を三回繰り返します)、さらに、自身に向けて聖塩で聖別します。
2023.5.5